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zoom RSS 掘り出せなかった大根

<<   作成日時 : 2016/02/18 20:18   >>

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寒冷地で、
冬の間、
野菜が凍らないように、
土の中に埋めて保存する方法がある。



3年前の冬に亡くなった父の話。

畑で野菜を育てるのが趣味で、
かなり広い土地を借りて、いろいろな野菜を育てていた。

雪が降る前に、
最後の野菜を収穫して、
必要な木には冬囲いをし、
春のための準備をすべて済ませた。
そして、
雪の降る前に、畑の見回りに行こうと準備をしていてた朝、
突然、亡くなった。

その日の夜、初雪が降り、
そのまま根雪になった。

そして、春。

母とともに、
父が、畑に埋めた、という、
大根を掘ろう、ということになった。

しかし、畑仕事は、すべて父が一人で行っていたため、
いったい、どこに埋めたのか、
広い畑の中、見当がつかないのだ。

凍らないように、浅いところには埋まっていないはず。
適当に見当をつけて、
数か所、穴を掘ってみたところで、
諦めた。

父が最後に収穫した大根は、
きっと、そのまま、
土の中で、微生物に分解されて、
畑の肥やしになったのだろう。

今でも、思い出すと、
ちょっと口惜しいような、
父に申し訳ないような、
ちゃんと場所を教えておいてくれればよかったのに!
と、父に文句を言いたいような気分になる。



土の中に埋めておいた、
ジャガイモを掘り出している映像をテレビで見て、
思い出したので、書きたくなった。



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
かおり様こんばんは。
かおり様のお父様、お亡くなりになってもう3年が経つのですね。
それにしても、かおり様のお父様は北海道で生活されていたせいか
思い出話も、なにかすごく深いものがありますね〜。
お父様の生めた大根は、そのまま北海道の大地に帰ったのですね。
かおり様が掘り出せなかったのも意味を感じますし、もし、掘り出せていたら
また、別の感慨もあったでしょうね。
私も、実家に帰ったときに洗濯物を干していた温室代わりの物干し場の黒板に
亡くなった母の「○月○日ダリアを植えつけた」と言う母のメモを
父がいつまでも消さずにおいておいたのを思い出しました。
今は、父も母も亡くなり実家も無くなったのですが。。。。
私は、今の子供たちに何を残せるんでしょうか?
恥ずかしいブログは処分しないといけないかな?
poppy-23
2016/02/20 00:30
poppy-23さん、
はい、もう3年になりました。
その年、大根が豊作で、ご近所にも配り、漬物もたくさん作った、
と、父が言っていたんです。
当然、掘り出すつもりで埋めたんでしょうから、掘り出してあげたかった…。
お父さま、奥さまを愛していらっしゃったのですね〜!!
高知のご実家、亡くなってしまったのですか!?
親を見送るのは子どもの務めですものね〜。寂しいですが・・・

恥ずかしいブログ、って、、、そんなことないですよぉ!!!
私も、恥ずかしいファイルは、消したいけれど、
そのためには、突発的じゃない死に方じゃないとダメですね〜、お互い
かおり
2016/02/21 09:32
最近では叔父が少し前には父が亡くなる前に
もう満足に話せない時にしか会えなかったのが思い出されました。
最後に何か話したい様子だったのに
もうすでに何を言っているのか分かってあげられないあの歯がゆさ
もう少し前に会いに行っていたらね。
ともな
2016/03/01 19:47
ともなさん、
でも、生きているうちに会うことができたのは、慰めかもしれません。
私の父は、あまりにも突然で、こちらは、何の心の準備もできていませんでした。
どういう亡くなり方でも、生きている方には、
いろいろ、悔いが残るものなのかもしれませんね〜
かおり
2016/03/16 15:16

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